発注者・不動産開発事業者 · 建設
デベロッパー向け建設ERP:発注者・デベロッパーはProjectVIEW ERPとAIをどう活用していますか?
ProjectVIEWは、発注者・開発事業者向けの建設ERPです。数量、予算、調達、契約、現場の出来高を連携します。図面やBIMモデルを基に、実績のある生産性テンプレートを使って積算を作成し、請負業者と共有するコストと工期のベースラインを設定します。
図面やBIMモデルからBOQを作成
ProjectVIEW AIで数量を抽出し、工事数量明細書(BOQ)を作成します。図面、BIMモデル、または両方を利用できます。
積算担当者は、数量と工事範囲を確認してから予算を作成します。これにより、発注者・開発事業者は積算と入札に向けた共通の基礎情報を整えられます。
実績のある生産性テンプレートで概算予算を作成
ProjectVIEW AIがBOQの各項目と、蓄積した生産性テンプレートを照合します。また、テンプレートには、過去の現場作業で検証したリソースの所要量と生産性を反映します。
システムは照合結果を使って概算予算を作成します。その後、積算担当者が各BOQ項目を詳しく確認。資材、労務、機械など、必要なリソース種別ごとに調整できます。
現場実績と個別プロジェクトの条件を踏まえた見積りにつながります。
工事をパッケージ化して提案を依頼
BOQ項目を調達パッケージにまとめます。その後、選定した施工会社や専門工事会社に、電子提案依頼書(RFP)を送付します。
資材を直接購入する場合は、該当するパッケージを供給業者に送付します。各パッケージでは、見積り対象の数量と範囲を明確にします。
これにより、発注者・開発事業者は請負工事と直接購入する資材を、調達プロセスの中で調整できます。
価格・工程・施工会社の適合性を評価
提示したBOQに対する施工会社の見積りを収集します。あわせて、提案工程と作業分解構成図(WBS)のアクティビティも受け取ります。
その後、調達モジュールで価格、工程、定性的な基準を評価します。また、技術要件への適合、品質、安全衛生・環境(HSE)なども商務条件とともに確認します。
発注者・開発事業者は、プロジェクトに最も適した施工会社、または複数社の組合せを選定できます。
採用した提案から契約を自動作成
施工会社の選定後、システムは採用したBOQのコストと合意した工程を使って、契約を自動作成します。
これにより、これらの情報が、発注した各パッケージの契約上のコスト・工程ベースラインになります。また、入札情報と契約情報をつなぐことで、調達から施工までの連続性を保ちます。
プロジェクト全体のコスト・工程基準を統合
予算管理モジュールで、複数契約のBOQコストと工程をまとめます。統合ガントチャートには、各施工会社のWBSアクティビティと関連コストを集約します。
これにより、発注者・開発事業者は全体工程を確認し、プロジェクトのコスト・工程ベースラインを設定できます。
この共通基準を使って、個別の工事パッケージの進捗を把握します。
ポータルとモバイルアプリで現場進捗を記録
施工会社にポータルとモバイルアプリへのアクセスを提供します。その後、現場から工事日報、進捗情報、変更情報を提出できます。
また、音声のテキスト化機能が、現場担当者による報告書の作成を支援します。その後、発注者・開発事業者は報告された進捗や変更を、設定済みのベースラインと照合できます。
こうして、当初の数量から日々の施工状況まで、ひとつの業務フローでつながります。
原価の変更はプロジェクト予算にどう影響しますか?
デベロッパーは、設計が完了する前に予算を確定することがよくあります。その後、設計変更、価格高騰、請負業者のクレームが利益と資金計画を圧迫します。
ProjectVIEW AIで関連記録を照会します。また、必要に応じてレポートを作成します。
ProjectVIEW ERPは、すべてのコストをBoQ、WBS、コストコードに紐づけます。その結果、各変更が予算とキャッシュフローに与える影響を承認前に確認できます。
照会とレポートは、所属組織の役割とアクセス権限に従います。承認は権限を持つユーザーが行います。
計画に対して進捗が遅れているのはどこですか?
多くの発注者は、請負業者やコンサルタントの月次報告に頼っています。そのため、遅れやコスト超過が発生から数週間後に判明することがよくあります。
ProjectVIEW AIで関連記録を照会します。また、必要に応じてレポートを作成します。
請負業者はポータルとモバイルアプリで出来高を報告します。次に、パーソナライズされたダッシュボードが実際の出来高とコストをベースラインと比較します。そのため、遅れを早期に把握できます。
承認が必要な変更はどれで、費用はいくらですか?
設計変更、現場指示、請負業者のクレームは、さまざまな経路から届きます。一つの記録がなければ、発注者はコストと工期への影響を把握しないまま変更を承認してしまいます。
ProjectVIEW AIで関連記録を照会します。また、必要に応じてレポートを作成します。
各変更は、図面、WBS、コストコードに紐づいた新しいBoQバージョンを作成します。そのため、コストと工期への影響を確認しながら承認または却下できます。
支払申請は確認済みの進捗と一致していますか?
出来高払い請求では、現場の実態を超える工事量が請求されることがあります。また、手作業での確認には時間がかかり、紛争の原因にもなります。
ProjectVIEW AIで関連記録を照会します。また、必要に応じてレポートを作成します。
ProjectVIEW ERPは、各支払請求を計測した出来高と契約BoQと照合します。さらに、保留金(リテンション)を適用します。そのため、確認済みの工事にのみ支払います。
引渡し前に不足しているものは何ですか?
竣工図、試験証明書、手直しリストが欠けていると、引き渡しが遅れます。また、販売、賃貸、運用の開始も遅れます。
ProjectVIEW AIで関連記録を照会します。また、必要に応じてレポートを作成します。
ProjectVIEW ERPは、文書、検査記録、手直しリストを一つの共通データ環境(CDE)で管理します。その結果、工事完了時に引き渡し書類がそろいます。
デベロッパー向け建設ERP:要点
ProjectVIEW ERPは、発注者とデベロッパーのための統合システムです。資本予算、入札、契約、進捗、支払い、引き渡しを全プロジェクトで一元管理します。また、各予算項目は、対応するBoQ項目とWBSアクティビティに紐づきます。そのため、コスト、工期、スコープを同じ記録から報告できます。さらに、ProjectVIEW AIがこのリアルタイムデータを読み取り、コストと工程のリスクを提示します。最終判断はお客様が行います。
発注者・デベロッパーがProjectVIEW ERPで管理する項目
- 資本予算とキャッシュフロー:プロジェクト、フェーズ、資金源ごとに管理します。
- 入札と契約:同じBoQで入札を比較し、発注パッケージと契約金額を管理します。
- 進捗と支払い:BoQ項目ごとの出来高を確認してから、施工者の請求を支払います。
- 変更:すべての変更は、承認前にBoQと工程表に基づいて価格を算定します。
- 文書と引き渡し:図面、承認、竣工記録を一つの共通データ環境(CDE)で管理します。
- ポートフォリオビュー:全開発案件の利益率、残工事コスト、リスクを把握できます。
関連ページ:建設ERP コスト管理 協力会社管理 ProjectVIEW AI
FAQ:デベロッパー向け建設ERP
発注者やデベロッパーはERPに何を求めるべきですか?
予算、BoQ、工程表、契約を一つの構造で結ぶことです。その結果、支払いや変更を承認する前に、確定コスト、検証済みの進捗、残工事コストをプロジェクトごとに確認できます。
ProjectVIEW ERPは施工者の支払い請求をどう確認しますか?
各支払い請求をBoQ項目ごとの実測数量と照合します。その結果、検証済みの進捗分だけを支払えます。また、保留金と控除は自動で適用されます。
ProjectVIEW ERPで複数の開発案件を同時に管理できますか?
はい。ポートフォリオビューでは、予算、契約済み額、進捗、キャッシュフローを集計します。さらに、プロジェクト、会社、JVをまたいで確認できます。
ProjectVIEW AIは発注者に何をもたらしますか?
ProjectVIEW AIは、ERPのリアルタイムデータを読み取ります。そして、コスト超過、遅延、未承認の変更を早期に知らせます。承認権限は常にお客様のチームにあります。
導入期間はどのくらいですか?
標準的な稼働開始までの期間は5〜7か月です。DANAOSのエンジニアが、クラウドまたはオンプレミスで導入します。また、価格は導入するモジュール、ユーザー数、導入形態によって決まります。
